園芸でちょこっと科学

園芸でちょこっと科学
タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。
ラベル クレソン の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル クレソン の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年10月10日土曜日

クレソン秋の陣

 クレソンなんて、じつはほとんど馴染みのないものだった。肉料理に添えたりするそうだが、海辺育ちの魚文化圏だったものだからそもそも肉料理はめったになかったし。

それがまあベランダであれこれ育てるようになった今、なかなかに味のある葉っぱとして楽しみにしているしだい。食べてみないことにはわからんようで。

タネまきは5月28日。キッチン用のザルに不織布をしき、バーミキュライトを数センチ厚さにいれたところに苗を植えた水耕栽培です。

8月14日あたりまではどんどん茂って容器から飛び出す勢い。ときどきつまんで食べてました。


8月27日。暑さがこたえたか、伸びがなくなり、本数もへって隙間から培養土がのぞいてます。収穫するのも気が引けるかんじですわ。

10月7日。ん?いつのまにか伸びてる。


10月10日。前回から7日たったくらいだけど、なーんかやたら増えてないかあ?

側面をご覧下されたし。

10月3日。


10月10日。

うん、まちがいない。ガシガシ育っていくおつもりらしい。

クレソンの姿っておもしろい。
これなんか、芽が立ち上がって上へ上へ向かってるふうです。


その下のほうには白い根ができて、地面をとらえては、横へ横へ。

このぶんでは栽培容器から乗り出してくるかも。
それなら、ザルの下にも根がいっぱいはみでてるんじゃなかろうか?

容器の持ち上げてのぞいてみた。

ほう、ま、それほどでもないみた。ということは、まだまだ生え続けるのかも。
よしよい、これくらい育ったら遠慮なく収穫してもいいかしらねえ。

あ、一つだけ、ちょっと他のとちがった姿をしているのがありました。放射状に広がってます。

えっと、これってもしやロゼットとかいうやつ? 茎を短くして地表面に張り付き、葉を広げて寒さと日光をとれるようにするという、アレ。
つまりこのかたは、冬支度してるってことかい?

はあ、もう冬近しですか。クレソンをばくばく食べられるのもあと少しのあいだらしい。
多年草だそうですから冬も食べられなくはないけど、わずかしかない葉を食べるのはもったいなくてなかなか。
ピリッと辛めの野草の味。だいじにたのしもーっと。


にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培 ブログランキングへ

閲覧回数の多い記事