過日、ご近所さんから、食用ホオズキ「太陽の子」の実をいただきました。ホオズキにしては大きくてりっぱ。お味はというと、ほわっとしたというかぼんやりとした甘さではなく、きっちりとすっぱくて甘味も強い、はっきり・くっきり主張するホオズキだったのです。いやびっくり!!
じつは、この「太陽の子」。私が今年ネットで買い求め、ご近所さんにさし上げた種でして。ご近所さんはその種をご自分でも育てつつ、北海道の妹さんにも送っておられ、それがみごとに育ったんだそうな。で、その実を妹さんからまたご近所さんのお手元に渡ってきて、わがやに届けてくださったという、じつに長い旅路のお品なのでございます。
ところで、わがやの「太陽の子」ですが、3月3日に種まきしたものの、数個の小粒な実がとれたあとは、ハダニの猛威にあい、9月頃にはあえなく撃沈しております。
こちら、その当ベランダの「太陽の子」。
一見、いくつも実がついていそうですけど。
こんなでしたので、ご近所さんから美しい実を頂いたときは、こんなにもきれいに育つんだと、びっくりしたのでした。
さて、いただいた美人さんのホオズキですが。外側の袋をあけると、こんなでございます。
頂いてから1週間も過ぎているので、ピッカピカ感はなくなっちゃってるけど、ふっくらしてますでしょ。
なお、1個は黒く傷んでしまってます。冷蔵庫にいれておいたんだけどなあ。
それにしても、このお味にはびっくり。ご近所さんによれば、「私にはちょっと強すぎるかなあ」とおっしゃってましたが、ご近所さんの妹さんは「これは美味しい」と絶賛だったそうで、来年も育てるとおっしゃっていたそうな。
ご近所さん曰く、「あの寒い北海道でもこれだけ育ったんだから、ここ東京なら暖かいわけだし、もう一度、来年、挑戦してみようと思うの」と。
じつはご近所さんも、今年の栽培は虫だらけで終わってしまっているのでした。そして「虫に食われるほど美味しいのかもよ」ともおっしゃってました。
ま、そんなんで、わたくしめも来年、再びご一緒に栽培をしてみることになったしだいです。
となれば、頂いた実から種をとりますわね。ティッシュペーパーに果肉から種をホジホジ。
よく見ると、すこし平べったい形をしてるんですねえ。
よしよし、これで準備OK。あとは乾き待ちですな。
さあて、来年こそ、ぷっくりしたこんなホオズキが、できますか、どうですか。
もっか、私のノー味噌は取らぬ狸の皮算用でいっぱいであります!
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