園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2023年10月3日火曜日

水耕栽培のシソとバジルおしまい

  4月29日に種まきした、シソとバジル。今年は、ほんとうによく茂ってくれました。ことにシソ。例年うまくいったためしがなく、たいしてとれないまま終わってましたっけ。


とはいえ、さすがに、葉の痛みがでてきたようです。
バジルの葉が茶色に枯れたみたいになってるんだなあ。


いくつか花芽も見られます。

店じまいといたしましょう。
バジルは、この容器に4株植わっていました。茎をハサミで切るのは、固くてなかなかです。木みたいになっちゃうんだね。


根っこはどうだろう。引っ張り出してみました。黒っ! まあ、長期栽培だったんだもの、こんなもんでしょう。


バジルは2株あり、こちらはそのもう1株のほう。こちらも太い茎。貫禄ありますなあ。

根はいかがなるや? おー、黒っぽいね。でも柔らかくはありません。


こちらは青シソです。バジルの茎よりは、ほっそりさんかな。


青シソの根。半分から上が黒っぽくて、下は白っぽいんだね。例年真っ黒で、液肥も濁ってて見るのが恐ろしい案配でした。これなら、ヨシヨシです。

シソはじつは、もう1種類、赤いのも育てておりました。青シソと同じ日に種まきしているのに、ちっとも大きくならず、ペットボトルサイズにしかなりませんでした。なんでかなあ。赤シソってむずかしいんだろか。

赤シソの根。細くて弱々しそうだねえ。

で、こちら最後の収穫ブツ。

赤シソは、うちでは青シソと区別しないで同じように使っています。お肉を巻いたり、ご飯にのせたり。一緒に使うと赤と青とでなかなかに美しい。

バジルは、最も葉の大きい種類だそうで。初収穫の頃から比べるとだいぶ小さくなったけど、それでもふつうの葉よりは大きいかな。葉をちまちまとらずにすむので、ものぐさの私には楽ちんでうれしい。

キャベツの千切りに混ぜることが多いが、この日は全部バジルソースにしました。このボール一杯分ほどのバジルで、大きめのジャム瓶の6分目くらいできました。


いつでも気軽につかえるよう、ニンニクはいれず、オリーブオイルと塩のみ。そのときの献立によってアンチョビを追加したり、クルミを入れたりしようかなと思ってます。こんなふうにして作ったのが他にもう一瓶あり。冷凍しておいたら、冬もたのしめるかなっ。

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2023年9月29日金曜日

「とろーり旨なす」おしまい

今年の1月1日に種まきした「とろーり旨なす」。なかなか大きくならず、トマトの収穫も終わろうかという8月18日。ようやく最初の実を収穫。その後もゆっくりゆっくりお育ちで、ぽつりぽつりの収穫あり。

とはいえ、私のナス栽培史上ではこれでも最高の出来なんであります。これまでは、ほぼ葉っぱだらけの観葉植物でしたからねえ。

9月20日。背丈は1メートルちょっとくらいで、大きくありません。そして、ほら、実がついてますでしょう。 


上記右下の実なんざあ、こんなに白い美人さんだし。

でも、おかたは、こんなザラザラした表面です。ホコリダニの仕業なんですかねえ。


9月24日。実が重くなってきたのか、枝がだいぶ垂れてきたようです。



あの白い美しかった実は、ザラッとしちゃってる。


これなんか、ザラッザラもいいとこ。



このままだとさらに被害がふえるにちがいない。こりゃあもう、全部収穫しちゃったほうがよさそうです。

収穫物集合! なんかお肌がだいぶ荒れていらっしゃるようで。凄いわ。

じつは、先日(9/20)、新しい花が咲いているのを見つけたんです。
いいなあ、期待しちゃうなあって思ってたの。

でもね、後日(9/25)見たら…ショボーンなのだ。葉の白いダニの点々もすごい。


黄昏ですかねえ。はい。これにて終了といたしました。

種まきから9か月ほど。長かったなあ。この間、ずーっとベランダ床を占領してましたからねえ。まあおかげさんで長くたのしんでいた、ともいえますけど。
なお、最後に収穫したとろーり旨なすは、煮びだしにしたんですが、皮がたいそう固かったです。ガサガサのお肌のナスは皮をむいてるので大丈夫でしたが、白いのはそのままにしたら、お口の中に残るほどでした。
でも、お味は、たしかにとろ~~~りもったり粘着タイプの食感で、じつに美味しかったです。あ~あ、もっと上手に育てて収穫量UP。ウハウハしてみたいもんであります。
よおし。来年も、ナスやってみますか。

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2023年9月19日火曜日

7月22日種まきトマト

 トマトなんて、畑ではもうとっくのとっくに収穫おわりでしょう。ご近所の畑にはみあたりませんもんね。ですが、当ベランダでは欲ばって秋にも収穫しようというで、7月22日、種まきしたのです。めちゃ暑いのに。

9月19日。身長1メートル30センチくらいには育ちました。が、思いっきり間延びしてますねえ。
左がミニトマトの「オレンジパルチェ」。その隣り2株が中玉の「Mr.浅野のけっさく」。


スタートは、わりときちんと節の間が短めだったのに、とちゅうからゆらゆらのオバケさんになったんだよなあ。上から紐で吊ってる姿は操り人形状態。

さて、こんなんでも花は咲くのでしょうか。実はできるのでしょうか。

オレンジパルチェ。1個発見。


Mr.浅野のけっさく。こちらも1個。


か、かろうじて1個ね。ま、いいやね、無いよりは。

まだ、30度ごえのこんなに暑い毎日。トマトは冷涼な気温のほうが適しているらしいから、厳しいんだろなあ。まあ、なんとか持ちこたえているのかもしれません。
液肥はよく吸い込んでるので、毎日追加を怠らずにいたさねば。
う~あつっ! 汗だくだく。シャツに塩吹きあとができてるよ。

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2023年9月16日土曜日

ミニキュウリ「小次郎」おしまい

 ミニキュウリ「小次郎」の最初の種まきは、4月2日。2回目が7月22日でした。最初のはさして収穫出来ずじまいでしたが、この2回目はたいそうできがよろしい。おそらく、当ベランダ菜園始まって以来ではなかろうかと。それが、こちらの2株です。


左がごみ箱容器、右が四角いコンテナ。共にエアレーションはつけていません。
そんな簡易なものなのに、この暑い暑い夏を過ごせているんだなあ。よほど苗が丈夫なタイプなのでしょう。


こちらは、9月7日の収穫。


9月8日。連日収穫ってすごいよなあ。そうそうないですから。


こんなふうに並んで実が連なってるっつーのもね。


9月9日。快進撃。


9月11日。この日はネギも一緒に。


9月12日。順調、順調。ん?一番左のやつ、なんかしもぶくれで変なんだけど。


あら、やっぱり変わり者。花が咲いたあとが割れてるよ。


9月13日。朝の収穫。


実をとるにはとったんだけど。なんかね、葉っぱが変。色があせてるし。


コンテナ育ちのほうがさらに痛みが進んでる感じ。


葉の裏側にはアブラムシがごっそりいたりしてさ。一気に陰りがでちゃったみたい。
とうとう終わりがきたようです。

夕方。意を決してお開きにすることにしました。
最後の収穫。小さいのもとっちゃった。そういえば、ミニサイズがいっそう小柄になってるなあ。

株の始末をする前に、根っこも見てみますかね。

ごみ箱容器の根。こんな狭い中なのに、根はとろけていません。へえー、珍しい。



コンテナ容器の株の根。ごみ箱のよりずっと大きいね。こちらは、中の液がちょっと濁ってました。1度も取り替えなかったもんなあ。

かくして、7月22日種まきのミニキュウリ「小次郎」は、この日、9月13日をもって栽培終了となりました。えっ、全部でたったの53日?なにかのまちがいじゃないの?
なんかあっという間のキュウリ生活だったなあ。
この今の時期、わりとキュウリがお高いので、助かったかもです。ウドンコには一度もかからなかったっけ。丈夫なキュウリなんだね。
次回も、ぜひ、こんな満足キュウリ生活をお願いしたいでーす。

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