園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2020年12月10日木曜日

固い葉物の楽しみ方やいかに

 ただ今、当ベランダで収穫できております葉物野菜の主力3種がこちらでござんす。

カラシナ系の「パーマグリーン」、レタスの「ハンサムグリーン」、甘い香りと味の「スティッキオ」です。(撮影:12/7)


これらをそのまま小さく切ってもっぱらサラダにしているんですが、いやあ、お口の中がだいぶモサモサしますんでさあ。

ことに、パーマグリーンがゴリゴリでございます。お味はピリッ、噛みしめれば旨味もあってよろしいのだが。パーマがかかってるぶん弾力ありありで、茎も繊維がしっかりがっちり。

お日様によくあたってるもの(写真の下の葉)ほど、ゴリゴリと野性味たっぷりにお育ちです。


さすがにこれではお口が疲れるので、茹でてお浸しにしてみることに。

さっと湯をくぐらす程度ではびくともしないので、やや時間をかけてゆでました。それでも緑色鮮やかなんですねえ。どこまで頑丈なんだあ?
辛みがぐっと少なくなったのは残念だけど、だいぶ穏やかな歯応えになりました。それにしてもけっこう手強い繊維だ。

うーむ、ギュッと詰まった旨味は他にはない魅力(知らないだけかも?)だけど、次回栽培のおりは、カラシナ系ならお肉を巻いたりできる柔らかな「ワサビナ」にしようかと思い始めております。

そして、この「スティッキオ」もサラダに入れすぎるとゴワゴワになる。


茎の下のほうの着物の襟元みたいにきっちり重なりあってる白いところ。ここは、スライスしたらOK。


ですので、この白いところを折らずにじょうずにはがせたらうれしい。失敗すると取り残しができて食べ損なっちゃいます。近頃は、だいぶ上達してますのさ。ほらね。エッヘン。


問題は、緑色の棒のような茎ですな。
細かくしてスープの具にしてみたらどうだろう。もじゃもじゃの葉っぱも少しいれてみますか彩りに。甘い香りと味が、スープのお出し味に混ざって吉と出るか凶と出るか。

それにしても、いつのまにか好みが固い物からやわらかいもの方面に移り変わってきたような。
いかんなあ。猛獣のようにガシガシ噛みつける歯と顎でいたいですぞお。


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2020年12月8日火曜日

もういくつ寝ると大カブ?

黄色いカブになるという「味こがね」の収穫時期ですが、タネのサイトさん(丸種株式会社/京都)によれば、

・45~50日→5~6センチ=小カブ

・60日~→7~8センチ=中カブ

さらに大きく12センチまで育てても食べられるそうです。


さてさて、当ベランダの味こがね」はといいますと、タネまきが9月16日。どんどん日が過ぎ、小カブ時代も中カ「ブ時代も通り越し、すでに82日たちましてござんす。

さぞかし大きく、桜島大根サイズにはなっていようか、でありますが…

こんなですわ。遠目から、カブ部分がちらっと見え。(撮影:12/7)


近づきますと、卵サイズ、ですかねえ。


一応、ものさしをあてがってみましたらば、5センチ5ミリほどでした。


ま、「小カブ」と呼べるくらいにはなっておるようなので収穫OKでありましょう。

しかし、せめてもうあと少し7センチまで大きくしたいがなあ。かぶら蒸しにしすべく皮をむいたら本体がだいぶションボリしちゃいそうですし。

ちょいと欲ばってあと数日待ってみますか。実は固くなりそうだけど、加熱するからいいやね。

というわけで、待てば海路の日和あり。じっと待つのだ。


なお、根っこをのぞいてみたら、なんとまあ細かな白いふわふわですこと!


液肥はよく吸い込むので毎日追加せねばなりません。。忘れると葉がぐったりなさるので、大慌てでお運び申し上げておりますです。


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2020年12月2日水曜日

クレソンあちこち

 しばらく見ぬ間に、クレソンがずいぶんと茂ってました。


横にもぐいっとはみ出してます。

はみ出し分をカット。こんなにたくさん。サラダにでもいれますかねえ。

キッチン用の水切かごと桶による水耕栽培です。根が編み目からだいぶはみ出てました。茶色なのは、用土のバーミキュライトがこぼれて付着しているからで、傷んでないみたい。これならまだしばらく楽しめるかも。


それにしても、クレソンは夏にも育てていたけれど、今頃のほうがぐっと分量が増えましたなあ。涼しいほうが生育にあうんですかね。

他の葉物野菜もたくさんできていました。うちでもこれだけとれるんだもの、ちまたの野菜がお安いわけですわねえ。

クレソンてしかし、お肉などの付け合わせにするほか、どんな使いみちがあるんだろうなあと思ってましたらば、たまたま見たビデオ「パンとスープとネコ日和」(WOWOW)で、卵と一緒だったかなあ…スープの具にしていましたっけ。
なにやらとても美味しそうだったです。ためしてみようかしら。
でも、きっとコンソメのだしがよくできていないと美味しくないかも。鶏ガラスープをとるところからスタートですもんね。うーむ、難易度高し。ま、簡単に市販のでいっちゃおう、うん。

ところで、クレソンですが、ご近所の方から「すぐ近くの川原にも生えてるよ」と教えていただきました。ここなんですが…

よくよく見れば、川っぷちに扇状に広がった緑の草あり。これだったとは。

いやあしかし、ここ、見たところドブっぽい川です。ゴミが浮いてることがあるし。摘んで食べるには勇気がいりますぞ。

でも、ご近所さんは「もしも災害があったら、このクレソンを摘んで食べることができますよ」とおしゃっておられ、なるほどと感心したしだい。よーく覚えておきましょうぜぃ。

あ、そういえばこの川で先日、サワガニを見つけたんでした。タンパク質とカルシウムも補給できそうです。ほほほ、うちのすぐお隣に食材置き場があるっていいなあ。


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2020年11月27日金曜日

スティッキオの根元がそれらしく

 根元がタマネギみたいな野菜=フェンネル。その小型版のスティッキオ(スティックフェンネル)を育てています。(タネまき:8/24)


前回数本収穫したとき(11/6の記事)は、根元がただの棒だったけど、ようやくふっくらふくらんで着物の襟元みたいな重なりができてきました。


ごそっと全部収穫するのもありなでしょうが、なんかね、このホウキみたいな新芽がもったいなくてですね。

それぞれの株の外側の一枚だけをそ~っとはぎ取ってみたのですよ。

ね、これなら新芽は残るから伸びてふさふさになってくれそうじゃありませんか。

でも、はぎ取りにしくじると破片が残ってしまうのだった。もったいなあ…

いいのいいの、次、行こう。
昨日収穫したレタスやらと合わせサラダにしようぞ。緑色だけじゃあさびしいので、二十日大根の「ビットリア」も1個抜いてくる。


全部合わせて、はい、できましたぜ、巣ごもりサラダ。

スティッキオの甘い香りがただよい、噛むと甘みがふわり。おかず味にはちと似合わん気もするが。あとハムとかシーチキンとかタンパク質のもんがあればなおよろし。けどなーんにもなし。あ、魚肉ソーセージがあったんでした。めでたしめでたし。

【追伸】
家人がこの一皿を見て「わっ、ひょっとしたら今日、タコのお刺身か、ごちそう?って思った」そうな。すまんな、タコでなくて。


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2020年11月26日木曜日

エルバステラをショートカットに

 ぽわ~っとあったかな今日(11/26)。

ここ数日、ばたばた仕事をしてベランダ作業を怠っていましたらば、作物が乱雑に生え放題であります。

葉がだらだらと伸びきってそこらの雑草にしか見えん「エルバステラ」。


エルバステラは、サラダで食べるとサクサクとした歯応えと、ナッツのようなムチッとした粘りがなかなかによいのですが、見た目がどうにも草ですわ。きちんとお手入れしてこざっぱりしてないとありがたみが薄れそうです。

よし、床屋さんしよう。容器のまわりにある長髪をカット(虎刈りだけど)。ちょっとはマシかいな。


切り落とした緑髪は、一握りの収穫ブツとなりました。

根をみたら、まあずいぶんと長く伸びてること。液肥の消耗が激しい植物のようで、少なくなるとすぐぐったりしてる。しょうがないから水田みたいにひたひたするくらい多めに入れてます。


二十日大根の「ビットリア」もダイコン部分がだいぶふっくらしてる。

20日なんてとっくに過ぎてるから、もうとりごろだろうと抜いてみた。

パックリ割れぞくぞく。美人さんの時期はとっくの昔に過ぎてますがな。
ま、いいやね、スライスして食べるから。

カラシ菜系の「パーマグリーン」は、容器からはみ出しておじゃまさま。

レタスの「ハンサムグリーン」密集。ぎゅうぎゅうすぎて、手がはいらん。

諸々刈り取り終了。けっこうな分量になりました。

サラダでは消費しきれんから鍋材料にしようかと。
こんなにあったかいのに「鍋」ってなんだかなあ、ではありますが。


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